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「楢葉と馬目をつなぐサツマイモの輪プロジェクト1」

 昨年度から「避難先であるいわき市平馬目地区の方々等、様々な人々のおかげで学校生活を送ることができているということを、子ども達に伝えたい。」また、「その感謝の気持ちを伝えられるようにしたい。」ということで、サツマイモを教材に学習を行っています。
 移転先である楢葉町を子ども達に意識してもらうために、楢葉町にあるしろはとファーム様から頂いた苗を、馬目地区在住の飯島様からお借りした畑に植えて育てています。昨年は、収穫したサツマイモを飯島様、聴覚支援平校、母子通園センター、草野駐在所、通学バスの会社に配って感謝の気持ちを伝えました。
 今年度も、楢葉町のしろはとファーム様から、サツマイモの苗150本をいただき、飯島様の畑に植えることを、5月11日(木)小学部全員で学習をしました。昨年度の様子を振り返りながら、「また(サツマイモ)つくりたい。」「食べたい。」という声が聞かれました。
 その後、教員から「苗はどこからもらったの?」「畑は誰の畑?」などといった質問を受けると、子ども達なりに考えたようで「友達(聴覚平校)にあげる。」「飯島さんにあげる。」などといった声も聞かれました。
 サツマイモと一緒に「感謝」の気持ちも育てていきたいと思います。

しろはとファーム様から今年もたくさんの苗を頂きました。
小学部全員での事前学習の様子