本校について

 本校は、知的発達に遅れや偏りがあるお子さんを対象とした養護学校として、昭和53年4月に双葉郡富岡町大菅地区に開校(小学部・中学部)し、平成9年度には高等部も開設しました。
 平成23年3月の東日本大震災による原発事故により避難を余儀なくされ、平成23年度は県内各地の養護学校での分教室という形で学校運営を行い、翌平成24年度にいわき市馬目地区に仮設校舎を設置し、運営を再開させました。全校生32名でのスタートでした。
 平成29年度には校名を「富岡支援学校」に変更するとともに、児童生徒数の増加に対応するため、同年度から中学部・高等部を四倉高校内に設置した四倉校舎に移転させ、障がいの特性や発達の段階に応じた教育課程により、小学部から高等部まで系統的・発展的な教育を行っております。
 この地での学習活動も12年目を迎え、42名(令和5年4月10日現在)の児童生徒は、将来の自立に向け、日々様々な学習や体験的な活動に取り組んでいます。